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オススメの本11

江戸の寺子屋入門-算術を中心として

書籍情報

紹介文

古文書はもとより、数学がお好きな方にオススメな一冊。また数学な苦手な方は逆に、この一冊で数学に興味を持つことができるかもしれません。

江戸時代は算術が庶民の間でも流行っていました。本書は寺子屋の「読み書き・そろばん」の読み書きだけでなく、そろばん――寺子屋で教えた計算方法などについても書かれている本です。

また、全国の寺子屋数、年代別 一校当たりの平均寺子数、どの水準まで教えたか、などお役立ち情報も多々あります。

三貨制度の貨幣単位、長さ広さなどの度量衡なども現代の私達にはなかなか理解しづらいです。しかし古文書を学ぶ以上、単位や数字は避けては通れません。また昨今、和算(わさん:日本古来の数学)や江戸時代の和算家・関孝和の功績は見直されいます。

解説が詳細で丁寧なので、江戸時代の単位や数字あたりをわからないで済ましてきてしまった方はもちろんのこと、古文書中・上級者にもオススメの手引書です。

オススメの本

手引書

8.古文書講師になれました 9.おさらい古文書の基礎

10.寺子屋式 手習い 11.算術書 12.演習古文書選

近世概論

13.三大改革 14.ライフサイクル 15.百姓たち 16.近世史

歴史全般

17.陰陽五行と民俗 18.折りたく柴の記 19.忘れられた黒船

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