江戸時代の市民活動
まちの先生講座の舞台でもある入間市市民活動センター。
まちの先生などに参加していたこともあり、普段から我が家のようにお世話になっていました。過去形?(笑) それにしても『こもなれ』において何でこのイラスト、ボツになったんだろ?
ところで市民活動とは、広辞苑によると「ボランティア活動や非営利のNPO活動など、社会的で公益的な活動。広義には趣味の活動も含む」とあります。私は地域活動と同義語のように使っています。
さて江戸時代は、村に年貢の課せられ、農作業というのは(今でも)一人では難しく、全てが市民活動というか村民活動になるでしょう。しかも強制的に隣り近所で五人組が組織されており、あまつさえ目的はセイフティネットなどではなく、全ては幕府の石高制を維持のためです。
よしんば庚申・代参講などは、公儀とは無関係ですが、社交の場も兼ねているため遊興費がバカにならず、これがために借入れが発生することも珍しくありません。
当コーナーでいちいち江戸時代は~とかいうのは、だんだん鬱陶しくなってきましたが、現代の市民活動も様々な問題を抱えているのも事実。知識として村社会や地域の歴史を踏まえて損はないと思います。