くずし字で楽しむ江戸時代

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看板・扁額

鎌倉くずし字看板その3 薬局、旅館、酒屋など

前項からの続きで、鎌倉市の異体字(旧字)や変体仮名で書かれた看板やのれん集 問17~21です。

問17

佐野薬局

佐野薬局

「藥」は薬の異体字。江戸時代の薬も参照のこと。

問18

八勝堂

八勝堂

鎌倉彫の製造や販売をしているお店。「勝」のくずし字は難読ですが、古文書頻出の字体。江戸時代の物作りも参照のこと。

問19

社頭

社頭 シャトウ

和紙専門店。社はなんとなくわかるかと思うのですが、頭のくずし字は理屈抜きで覚えるしかないです。こちらの証文のように頭は組頭としてよく使われます。

問20

三河屋

三河屋

屋。右から左に書かれている。「河」は、かなりくずされていて難読。

問21

旅館 対僊閣(たいせんかく)1

旅館 対僊閣(たいせんかく)

は対の異体字。僊は仙の意味があり、僊の略体(俗字)が仙。

旅館 対僊閣(たいせんかく)2

上記の対僊閣外観。明治期に創建された古い旅館です。江戸時代 宿泊の心得も参照のこと。

看板・扁額

1.鎌倉編 蕎麦屋 日本料理 2.和食屋 3.薬局、旅館 4.川越編

5.青梅 昭和レトロ館 6.京都 広隆寺 7.奥州市 社寺

8.秩父 金昌寺・9.江戸時代の女性の名前

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