くずし字で楽しむ江戸時代の暮らしと文化

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看板・扁額その5

昭和レトロ商品博物館の看板くずし字

昭和レトロ商品博物館その1

東京都青梅市の「昭和レトロ商品博物館」内にくずし字の記載がある看板を発見しました!これを解読してみましょう!

昭和レトロ商品博物館その2

「a」はひらがなの「す」です。漢字の「春」をくずしたものです。「・・・・・。」ってかんじだと思いますが、古文書で「す」は「a」のように書く場合があることを理屈抜きで覚えましょう。

「b」はおわかりになるかと思いますが漢字の「不」です。右側が「目くすり」(目ぐすり)で左側が「不換金」と解読できました。

昭和レトロ商品博物館その3

「c」はひらがなの「の」です。漢字の「能」をくずすとこうなります。これも理屈抜きで覚えちゃってください。ちょっと難しいですね。「d」はなんとなくおわかりになるかと思いますがひらがなの「ち」です。漢字の「知」をくずしたかたちです。

「目のちからを」と読めました。あと少し!がんばるんだ!!

昭和レトロ商品博物館その4

ちょっと見づらくて申し訳ないのですが「e」はおさらいですよ。「a」と同じひらがなの「す」でしたね。「f」はひらがなの「る」です。これは漢字の「累」をくずしたものです。

これも文句なしで覚えて下さい。そういうもんなんです。古文書は。というわけで「つよくする」と読めました。ふ~。あとひとつです!

昭和レトロ商品博物館その5

「g」は3回目なのですが、覚えていらっしゃいますか?別に忘れちゃってもOK。また覚えればよいのですよ。「a」と「e」と同じ「す」でした!下の三文字は「くすり」と解読できました。では下記に解読文を。

昭和レトロ商品博物館その16

不換金とは田七人参という漢方をさすみたいです。解読結果、「壮眼水」という薬の広告の看板だったみたいですね。ひとつの文字が読めなくても前後関係でまあまあ読めたのではないのでしょうか。古文書のひらがなは漢字より難しかったりするので、今回読んでなんじゃこれはと思っても「古文書嫌だな~」なんて言わないでくださいね。

  

看板・扁額

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古文書概論

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