くずし字で楽しむ江戸時代の暮らしと文化

古文書ネット

  1. HOME
  2. 資料集
  3. 度量衡講座

度量衡講座その10

1文っていくら?銭貨の換算

銭貨の単位

銭1貫=1000文/銭貨は主に全国で、庶民・農民が使いました。

銭1文(もん)っていくら?

銭1文は現代で約12円です。

計算式

1.一貫は千文です。

2.江戸時代中後期において金一両は六千五百文に相当します[註1]。

3.金一両は現代で約75,000円です。

4.よって一文は、75,000円÷6,500文=11.53846…≒12円

解説

江戸時代の貨幣には、金貨、銀貨、銭貨の3つがあり、文(もん)は銭貨の単位です。

江戸時代の代表的貨幣である寛永通宝1枚が1文にあたります。

庶民・農民が使う貨幣は、金貨銀貨ではなく、銭貨です。

銭100文っていくら?

銭100文は現代で約1,152円です。

普通一文銭九十六枚で百文として通用したので、銭1文を12円として、12×96=1,152。銀1匁と同じくらいの額です。

天保通宝という貨幣は百文銭とも言われているのですが、これは実際に80文の価値しかありません。

一貫文っていくら?

一貫文は現代で約11,520円です。

一文銭をひもに一千枚通したものを一貫文と言い、千文が一貫となります。上記で銭100文を1,152円としたので、これに10を掛けて一貫文を11,520としました。

  

補註

註1:江戸東京博物館『図表でみる江戸・東京の世界』(江戸東京博物館、1998年)

くずし字で貨幣の解読

貨幣の解読

度量衡講座

1.石高(こくだか)とは/2.面積の単位/3.石盛(こくもり)とは

4.石盛と石高を極める・1/5.石盛と石高を極める・2

6.1貫の重さ/ 7.江戸時代の貨幣/8.金貨の換算

9.銀貨の換算/10.銭貨の換算

  

サイト内リンク

数字

日付の解読貨幣の解読面積・量の解読

江戸時代の生活と文化

武士の俸禄の種類年貢米の納め方村のしくみ宿駅のしくみ

組合村概要小組合大組合

村明細帳

1.村明細帳とは/2.大岡越前御検地/3.用水、小物成、家数

4.鷹場、御林、水車/5.圦樋、城跡、御巣鷹山