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江戸幕府の政治その5

組合村とは

組合村

村を捨て、都会(江戸)へ行くな!文政改革法発令

時代背景

江戸時代中後期、天明の飢饉以来、関東の村々は貧しい生活を送っていました。そして農業よりも商売にする専念する者や、作物が取れない為、田畑を捨て職を求めて江戸へ出る者が続出、農地は荒廃していきました。それを食い止める為、幕府は、文政改革に踏み切りました。

関東取締出役(かんとうとりしまりでやく)の登場

文政改革の中で幕府は、村の戸籍(宗門人別改帳)から外れた者、いわゆる無宿(むしゅく)を取締り、また村から無宿を出さないよう、関東取締出役(八州廻り)を設置しました。関東取締出役は、関東代官の手代・手附から八名が任命され、警察権を行使して関東全域を取締りました。

組合村編成、なんと水戸藩は除外

更に幕府は、関東八カ国の村々は組合村として、領主が誰であろうと、天領(幕府領)、大名領、旗本知行、寺社領の区別なく、関東取締出役の管轄下に置きました。しかし徳川御三家の水戸藩がこれを激しく拒否。例外として水戸藩だけは、組合村編成から除外されました。さすがは水戸藩です。

  

江戸幕府の政治

1.武士の俸禄の種類/2.年貢米の納め方/3.村のしくみ/4.宿駅のしくみ/5.組合村/7.小組合/8.大組合

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