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安政見聞誌その13

余震記録

史料

余震記録・安政見聞誌

※無断転載禁止

解読文

一 ある人(ひと)、大震(たいしん)の後(ご)、度々の動揺(とうよう)大小を量(はか)りて、毬図(まりのと)に作らしめし

其有やう、通俗(つうぞく)に傚(なら)ひて日の出(ひので)日(にち)の没(いふ)を以て(もって)昼夜(ちゅうや)とす、即(すなは)ち白(はく)毬(まり)は昼(ひる)、黒毬(こくまり)は夜(よる)と知る(しる)べし

且(かつ)初震(はつしん)の毬(まり)は、殊(こと)に大きく(おおきく)書(かく)べきを、紙上の所見(そけん)あしければここに略(りやく)す

解説

図版は、安政の大地震後の余震の規模の大きさを記した記録です。白丸(白毬)は昼を示し、黒丸(黒毬)は夜を示し、余震が大きい程、丸を大きく描いております。日が経つに連れて、余震の規模が小さくなり、一日の余震の回数も少なくなっているのがわかります。

また、「最初の揺れはもっと大きな黒丸で書くべきだったが、紙面の都合上できなかった」と記しています。

  

史料情報

  • 表題:安政見聞誌 上
  • 年代:―(江戸時代)/出所:国芳・芳綱・国周画/宛所:―/形態:竪帳
  • 埼玉県立文書館寄託 小室家2743
  • 当サイトは埼玉県立文書館から掲載許可を頂いてます。
  • ※無断転載を禁止します。

安政見聞誌

1.安政見聞誌とは/2.地震発生直後の京橋

3.大炎上する深川/4.生きた心地なし/5.吉原の仮宅

6.臨時の遊郭/7.被災した人々/8.倒壊した家々その1

9.倒壊した家々その2/10.供養する寺院

11.国周画・柳島之図/12.立ち並ぶ仮屋/13.余震記録

浮世絵

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