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百姓往来その4

弟(てい)とは

史料と解読文

弟(てい)-百姓往来

※無断転載禁止

現代語訳

弟(てい):年わかき人は、物事を差控え、自分より一つでも年を重ねた人や位の高い人には、取り分け礼儀正しくして、敬(うやま)うべし。

また、おごり高ぶる人がいても軽くみないこと。人に憎まれれば災いのもとになるからだ。

歌に「人にただ まけしと思ふ 心こそ やがてわが身の あたと成なり」

用語解説

慇懃(いんぎん):真心がこもっていて、礼儀正しいこと。

かろしむ(軽しむ):軽くみる。軽んじる。

もとむる:招く。誘い出す。

全体的な解説

孝(こう)に続き、今度は弟(てい)について説いています。

年わかき人は物事を差控え、年上や位の高い人を敬(うやま)うべしと、なかなか厳しい教えだと思うのですが、当たり前だと言う方もおられるかもしれません。昔から生意気で負けず嫌いの私の場合、思わず肩をすぼめてしまいます。

  

史料情報

  • 表題:百姓往来
  • 年代:文政 3/出所:浪花禿帚子再訂 /宛所:西村屋与八外 /形態:竪帳
  • 埼玉県立文書館寄託 小室家文書3384
  • 当サイトは埼玉県立文書館から掲載許可を頂いてます。
  • ※無断転載を禁止します。

百姓往来

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