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活動記録

入間市立図書館金子分館主催 古文書講座

古文書で読み解く江戸の暮らし

入間市立図書館金子分館主催 古文書講座
ポスター
  • 日時:2020年8月22日(土)14:00~15:30
  • 場所:入間市金子公民館2階
  • 講師:宇野藍子
  • 定員・参加者:10名
  • 参加費:無料
  • 主催:入間市立図書館金子分館・ 指定管理 株式会社ヴィアックス

詳細

きっかけ

入間市立図書館金子分館の司書さんが、宇野の教室(入間市産業文化センター)に遊びに来られ、講座講師のお話をいただいたのが2019年秋。

きっかけは、市内公共施設などに置いてある「まちの先生リスト」で、私のことを知ったとのことでした。これはその名のとおり、市内で活動する様々な分野の先生リストで、一〇年前より登録していました。

毎年一回、教育委員会から当リストの更新届が自宅に届き、現在の活動の変更点などを赤で修正。これを市役所に持って行き「どうも、お久しぶりです」とご挨拶。かくしてリストは、私の中で単なる儀式と化していましたが、けだし儀式は侮れません。

緊急事態宣言

年明け、緊急事態宣言発令により図書館が休館。宣言明け図書館再開するも、秋にまた大きな波がくるかもしれないとのことで、古文書講座は当初予定の半分程度の規模で時期を早めて開催すると連絡をいただきました。

また金子分館は公民館と併設で、講座は公民館のお部屋での開催。また募集告知に関しては、こういう状況ですので図書館HPと金子分館にチラシを置く程度だったそうです。

当日

講座当日は相変わらずの猛暑。しゃべるのは苦手で緊張しますし、いろんな意味で滝汗。初対面の図書館金子分館長さんから「市内の図書館、全イベント中止のなか今日が再開初のイベント」と教えてもらいました。

そのようなわけで?講師と受講生の席の間には一丈以上のビニールシートで区切られていました。また、拙著『こもなれ』含め柏書房の古文書の本など関連書籍が、部屋の後ろにずらりと揃えられていました。開始時刻になると、初の携帯マイクで、マスクを付けたままお話しました。

受講生老若男女、人数も多くないので自己紹介をしていただくと、金子十郎(鎌倉武士)愛がスゴイ!市民でもここら辺(金子地区)以外は、ほとんど知らないと思います。また戦国時代の武将が好きな方も多く、また歴史に興味がないけれどチラシを見てなんとなく、という方などもいらっしゃいました。

このあと地元の江戸時代の歴史・尾張藩鷹場や図書館活用法などをお伝えし、最後は鷹場文書に挑戦してもらいました。金子十郎でないうえに一時間半という短さで鷹場村の暮らしを伝えるという無茶ぶり…。然しながら、なんとか開催の運びとなり無事に終了できたので、ひとまず(個人的には)よかったと思います。

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