概要

受講生12名
- 地域:都内(大田区、三鷹市、小平市)3人、県内(さいたま市、行田市、所沢市、狭山市)4人、市内5人
- 男女比:男性9人、女性3人/年齢層:ご年配の方を中心に20代~70代くらい。
- 申込み経路:当サイトから4人、宇野直接勧誘2人(生涯フェス1人、入間市民活動センター1人)、まちの先生@古文書講座より3人、普段の教室の生徒さん3人
カリキュラム
- ごあいさつ:10分/当講座の趣旨、定期講座のご案内
- 受講生の自己紹介:20分/お一人1分程度。受講動機、古文書歴、好きな歴史上の人物、趣味など
- 古文書解読:40分(休憩5分)/百姓往来より孝・弟・忠・信の中から好きなところを一人で解読→隣り近所で解読
- 解説:20分/ホワイトボードで孝の文章を解説。講座終了後に解読文と現代語訳をお渡しする。
詳細
主催者デビュー戦
受講生はくずし字解読が全くの初めての方ばかりだったのですが、私にとってはこの日、講座主催者デビュー戦でした。講師歴はそこそこあるのですが、会場の予約やお茶出しなどを自分でやったことがなくて、そういう経験や苦労をしてみたかったのです。
然しながら全てを一人で行うのは困難だろうと、予め普段の教室の生徒さんにお声かけしたところ、三人の方が朝早く来てくださることに。机の並べ替え、受付、お茶出しなどを手伝っていただいたので、スムーズに講座を開始できました。しかも参加費までお支払いいただいて、今(2023年2月)改めて考えても…滝汗
受講生の自己紹介
当サイトを見て参加してくださった四人の方は勿論、この日初対面。そのうちのお二人が『こもなれ』を持参してくださいました。本を出版して半年。無風だったこともあり、本当に有り難かったです。
受講生は気さくな方ばかりで、積極的に自分の活動や趣味などをお話してくだり、場が一気に和みました。お名前はホワイトボードに座席に沿って予め書いておいたのですが、苗字が難しい、珍しい方などはそれはそれで盛り上がりました。そして私自身の自己紹介はすっかり忘れてしまいました。
百姓往来って…
さて本題の史料の解読ですが、挑戦していただくのは百姓往来。初めての方に挑戦してもらうには難しすぎるよな~だけど簡単な古文書っていうのもあんまりないんだよな~と、一抹の不安を抱えながら解読文と現代語訳、用語解説などを念入りに作りました。
当日、百姓往来をお渡しすると難しいにも関わらず、こちらの襟が正されるほどに、みなさん真剣に取り組んでくださいました。簡単でつまらん文書より、難しくても面白い文書であるべきと確信。
来年から始まる教室にも来てくださるという受講生のお一人には、またこれ(百姓往来)やってほしいとまさかのリクエスト。何が人の心を捉えるかわかりません。
総括
受講生は百点満点。主催・講師・事務局の私は初めてにしてはうまくいった気がします。それもこれも受講生と普段の教室の生徒さんのお陰です。本当にありがとうございました!