くずし字で楽しむ江戸時代

古文書ネット

  1. HOME
  2. 浮世絵
  3. 錦絵

錦絵4

百器夜行

史料

百器夜行_錦絵

※無断転載禁止

解説

百鬼夜行(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)とは、昔のお話(宇治拾遺物語、大鏡、諸国百物語など)に登場する妖怪の集団。史料右上に百「」夜行(やきやう)と記されており、確かに妖怪と化した器物の集まりのように見えます。

右下には応需 魁斎芳年写、則ち要求に応えて月岡芳年(よしとし:天保一〇~明治二五)写し、とあります。

三味線・琵琶・銅鑼などの楽器、急須、鍋、たわし?とか。よくわからないものもいて、何の器物か当てっこする楽しさがある錦絵なのかなと。おかしい&かわいらしいタッチで描かれた妖怪たちです。

史料情報

  • 表題: 百器夜行
  • 年代: -(江戸時代)/魁斎芳年(写)、正文堂/形態:二枚続
  • 埼玉県立文書館寄託 小室家文書6367-11
  • 当サイトは同館から掲載許可を頂いてます。
  • ※無断転載を禁止します。

錦絵

北条時頼会盟図徳川家茂上洛図子供火消し

日本と中国の動物/百器夜行

関連記事

持丸たからの出船地震雷火事親父