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数字の解読その1

十干-日付の解読その1

史料

元号・年・十干・十二支・月

元治二乙丑年三月 安政二年乙卯十月 寛政五年癸丑十一月
元治二乙丑年三月 安政二年乙卯十月 寛政五年癸丑十一月
乙丑(きのとうし)。干支とは本来、十干(じっかん)と十二支の組み合わせを言います。 乙卯(きのとう)。この年、江戸に直下型の大地震が襲いました。 癸丑(みずのとうし)。寛政の「政」が少しくずされてます。
天保九年戊戌年 天保九年戊戌年
安永五丙申年正月 天保九年戊戌年
丙申(ひのえさる)。また古文書では一月は、「正月」と記します。 戊戌(つちのえいぬ)。戊と戌は判別しにくいですが、日付は十干→十二支の順で書きます。

十干(じっかん)とは

古文書に書かれた日付を解読するには、まず十干を知らねばなりません。

干支とは、十干十二支の組み合わせで60組あります。干支=十二支と理解している人も多いと思いますが、それは素人。玄人は厳格に干支=十干+十二支の理解でいきましょう。

十干とは、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の総称です。詳しくは「十干とは」をご参照ください。

今時、その年を表すのに十干を書く人もいないでしょうが、現代でもちゃんと十干はあります。平成二八年の干支は丙申(ひのえさる)、平成二九年は丁酉(ひのととり)、平成三〇年は戊戌(つちのえいぬ)です。

その他の年の干支は干支情報支援サイトさんの早見表でチェックしてみてください。

日付解読のポイント

十干入りの場合、元号○・十干・十二支 年 ○月となり、○には数字が入ります。

十干を省略して十二支を残すことがあっても、十二支を省略して十干を残すことはありませんので、ご注意ください。次ページにて現代人のように十干を省略しているパターンの日付を解読してみましょう!

  

数字

日付

1.十干の解読/2.十二支の解読/3.閏月の解読

貨幣

4.金の解読/5.銀の解読/6.銭の解読/7.永の解読

面積・量

8.面積・量の解読

  

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