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引札暦その6

甲子、庚午とは

史料

引札暦_甲子・庚申

※無断転載禁止

解読文(枠内)

甲子

一月廿七日、三月廿八日、五月廿七日、七月廿六日、九月廿四日、十一月廿三日

庚申

一月廿三日、三月廿四日、五月廿三日、七月廿二日、九月廿日、十一月十九日

甲子とは

史料には甲子、庚午の項目がありますがこれは一体何でしょうか?

甲子は、「きのえね」「カッシ」「コウシ」と読みます。

甲子は、60日に一度の甲子の日の夜に子の刻まで起きて、商売繁盛、五穀豊穣などを子(ネズミ)を使者とする大黒天に祈る祭りです。子の刻(深夜12時)まで起きて、大豆・黒豆・二股大根など食しました。

この祭りは甲子待(きのえねまち)、甲子祭、甲子講などとも呼ばれています。

「きのえ」は十干、「ね」は十二支の初めであり、陰陽道ではこの組み合わせの干支が祭りを行う最も吉日と説きます。

庚午とは

庚午は、「コウシン」「かのえさる」と読みます。

干支の庚午の日に関わる信仰で、甲子と同様60日に一度巡ってきます。この日は庚申様を祀り、夜を徹して飲食などを行い、古くから、無病息災や長寿など現世利益の信仰を集めてきました。

庚申待(こうしんまち)、宵(よい)庚申とも呼ばれています。

  

参考文献

岡田芳朗 、後藤晶男、伊東和彦、松井 吉昭『暦を知る事典 』(東京堂出版、2006年)

史料情報

  • 表題:武州小川町紙荒物新井茂三郎[引札]
  • 年代:明治25/形態:一枚
  • 埼玉県立文書館寄託 小室家4825
  • 当サイトは埼玉県立文書館から掲載許可を頂いてます。
  • ※無断転載を禁止します。

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