のし（熨斗）のくずし字解読

史料

粗品でもらった熨斗（のし）に印字されていたくずし字。この四字を解読してみましょう。

割り箸の包装に書かれていた字体と同じ。

「多」をくずした変体仮名。川越の看板問1と同じ字体。現行の平仮名「た」は「太」をくずした字体。

「越」をくずした変体仮名。現行の平仮名「を」は「遠」をくずした字体。

現行の平仮名「る」は「留」をくずした字体。

つまり「おタオル」。くずし字で丁寧に見ていくと「御たをる」になっていることがわかります。（画像下の社名は当サイトで書き変えました。ご了承ください。）

2025年9月15日更新／2009年8月21日公開