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古文書の文字の種類

古文書を学習する前に、古文書に出てくる文字の種類について把握しておこう!

異体字のくずし字 変体仮名
異体字 くずし字 変体仮名

問題

表の異体字、くずし字、変体仮名はそれぞれ何の文字を表わしているでしょうか?

答え

表の異体字、くずし字は共に漢字の「」を、変体仮名は平仮名の「れ」を表わしています。

解説

異体字とは、標準の字体とは異なるけど意味・発音が同じで通用する漢字のこと。「対」「会」に対して「對」「會」などがあります。

古文書での礼のくずし字は、禮のくずし字。然しながら、礼をくずしてもこのような字体にはならないですよね。異体字(旧字)「禮」をくずしてこのような字体になります。

古文書において、戦後にできた常用漢字は出てきませんので、常用漢字のことは忘れて異体字を先に覚えてからくずし字を覚えるのが順番としては正しいです。私はこの順番が逆だったので苦労しました。(笑)

変体仮名とは、現在とは異なる字体の仮名です。変体仮名の変体仮名れも、私たちがいつも使っている平仮名「れ」も「禮」をくずした字体。変体仮名にしろ現行の平仮名にしろ、仮名には必ず元になった漢字があります。

ちょっと難しかったかもしれませんが、古文書の文字(字体)の種類は「異体字」「くずし字」「変体仮名」の三つあるということだけ覚えておくとよいでしょう。

古文書概論

1.古文書(こもんじょ)とは 2.特徴 3.文字の種類

4.書き方の歴史 5.古文書の種類 6.最初に覚えること

7.くずし字の覚え方 8.学習方法その1 9.その2

10.書けなくてもいい? 11.漢文との違い 12.読む意義

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