くずし字で楽しむ江戸時代

古文書ネット

  1. HOME
  2. 入門講座
  3. 身近なくずし字

身近なくずし字8

銀座老舗 製パン店のロゴ くずし字解読

史料

木村屋のくずし字

写真は池袋で買った明治二年(1869)創業のお店のジャムパンです。お店のロゴがくずし字で書かれているので、これを解読してみましょう。

答え・解説

銀座 木村家 KIMURAYA

お店のロゴは右から左へと表記されており、銀座を座銀と素直に読んでしまうと、ギョーカイの人と間違われる? よしんば鎌倉の菓子店酒屋の看板、京都 広隆寺の扁額なども右から左です。

家 くずし方

家のくずし字

ウ冠の漢字のくずし字は難解で、今回は木村家でしたが、一字だけ抜き出されると読めないのではないでしょうか。然しながら古文書において頻出字体なので「家」は木村家で覚えてしまいしょう。

身近なくずし字

1.割り箸 初級 2.割り箸 中級 3.のし 4.日本酒 5.贈答品

6.お札 7.銀座 菓子 8.銀座 製パン 9.浅草 甘味店

10.川越 菓子 11.静岡名物 12.調味料

関連記事

明治二年の書:柳河春三西洋時計便覧