問9

天ふら
「ふ」は婦、「ら」は羅をくずした変体仮名。ふに「○」がついていませんが、古文書では○や濁点を省略する場合もあります。
問10

天ぷら 天丼 親子どん
こちらは「ふ」に「○」アリ。親子丼の親が少しくずされています。
問11

とんかつ こまち
「ま」は満をくずした変体仮名。
問12

黒餡女夫まんぢう
「ま」は満をくずした変体仮名。「ち」は知をくずした字体で、現行の平仮名「ち」も「知」をくずした字体。「饀」は餡(あん)の異体字。
問13

鎌倉 源吉兆庵
和菓子屋。右から左に書かれています。源に見られるようにさんずいは、一本の縦棒のように、くずす場合が多いです。
問14

御菓子司
上記源吉兆庵さんの、のれん。「おかしつかさ」と読み、「御」は古文書ではこのようにくずします。お菓子を作る人という意。
問15

さくらの
和菓子屋。「く」は「久」をくずした変体仮名。
問16

なつかしい味 おふくろや
このように「く」は、古文書においても二段ひねりでを書く場合が多いです。
看板・扁額
1.鎌倉編 蕎麦屋 日本料理 2.和食屋 3.薬局、旅館 4.川越編
8.秩父 金昌寺・9.江戸時代の女性の名前