くずし字で楽しむ江戸時代の暮らしと文化

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身近なくずし字その3

わりばしのくずし字その2

読めるかな?

割り箸

くずし字だらけの「割り箸」を発見しました。厳密には中に割り箸が入っている外側の「包装」です。勿論現代のものです。上部にお店のメニュー含め単語が四つ書かれていますが、おわかりになりますか?ワカラナーイ!それでは一字一字見ていきましょう!

単語その1

御

これは「御」、読み方は「お」です。どこが御なんだ!もはや記号と捉えていただいてもOK!古文書では基本的な御のくずし字です。

左側は「月」の典型的なくずし字です。右下はなんか口ぽい?あ、「膳」だ!とわかった部首から解読していくのもグット!しかしこれはムズイ!ともあれ上の御と合わせて御膳(おぜん)と解読できました!

単語その2

何故か「き」だけくずされていません。ラッキー!ちょっと一休み。

そ

ひらがなの「そ」です。漢字の「楚」をくずしたものです。一休み終了したらいきなりキツめなのがきましたヨ。

ば

ひらがなの「は」です。漢字の「者」をくずしたものです。どこが!?このページは古文書準備体操なので、まあそんなもんかと、軽く受け流してください。

そんなわけで「きそば」と読めました。きそばってどんなそば?と気になった方は、こちらをご参照ください。

単語その3

親

右側が「見」ぽい。でも左側がどうしてもわからん!そんな時は前後関係から推測します。

親子丼

一字だけ切り取って見た時はわからなかったけど、前後関係から、「あ、親子丼だ!」というひらめきが大切ですね。

というわけで親子丼と読めました。「親」のくずし字はご覧の通り難易度がとても高いでので、初心者の方は余力があったら覚えてくださいね。

単語その4

天

これも一字だけ切り取ってみても、ひらがなの「え」にも見えますし、漢字「元」をくずしたようにも見えてよくわかりません。これも前後関係から推測してみましょう。

どうでしょう、わかりますか。答え「天どん」!「え」でも「元」でもなく、地味に難しいくずし方をしている「天」でした。

全体像でもう一度確認!

割り箸

左側は原文、解読文を右側に記しました。現代で使われているただの割り箸なのですが、いざ解読しようと思うとこんなにも結構頭を抱える割り箸ですね。(画像下の住所と店名は当サイトで書き変えます。)

  

身近なくずし字

1.わりばしその1/2.のし/3.わりばしその2/4.日本酒/5.贈答品/6.お寺のお札

和菓子:7.ロゴその1/8.ロゴその2/9.ロゴその3/10.品名その1/11.品名その2/12.鰹たたきのたれ

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