くずし字で楽しむ江戸時代

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基本単語・例文

古文書基本単語その2

覚えよう!

難有 仕合 聞済
難有 仕合 聞済
ありがたき しあわせ ききすます
有は上に返って読む。有難いの意。 幸運、幸福の意。左の難有と合せて難有仕合(ありがたきしあわせ)となる。 聞き届けるの意。かなりくくずされているが、典型的な聞済の字体。
代官所 御威光 越度
代官所 御威光 越度
だいかんしょ ごいこう おちど
代官が支配する領地、または代官が執務する役所をいう。 人が恐れ敬う従おうとする勢いや力の意。 あやまち、過失の意。
耕作 沙法 差出
耕作 沙法 差出
こうさく さほう さしだし
耕作の道具はこちら やり方、しきたりの意。 提出するの意味。
連印 此段 何分
連印 此段 何分
れんいん このだん なにぶん
何人もの人が名前を列記して捺印すること。例:五人組前書 これらの件についての意味。基本単語集その1段々参照。 どうか、なにとぞの意。分のくずし字は金貨銀貨の単位としても書く。

基本単語・例文

単語:その1その2/例文集:1~34~67~910~12

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候の用例古文書記号変体仮名早見表