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用語集1

古文書頻出語 例文と共に覚えよう

全くの初学者が古文書を読む際に知っておくと便利な用語一〇選+例文三例。

頻出語

用語(読み方):意味/解説

  1. (そうろう):です/文末に用いる。候の前にニ而(にて)置き、~ニ而候などすると締まりがいい。
  2. 御座候(ござそうろう):ございます/1.候の丁寧語。
  3. 御(おん・お・ご):名詞や動詞の前につけて尊敬や丁寧をあらわす。/御代官、御法度など。
  4. 被 仰付(おおせつけられ):命じられるの意/被と仰付の間に闕字(けつじ)が入る場合が多い。
  5. 之(の・これ):意味は現代と同じ/右之通(みぎのとおり)、相談之上(そうだんのうえ)等。
  6. 此度(このたび):意味は現代と同じ/「この度」ではなく「此度」と書く。
  7. 者(は):現代と意味は同じ/私者(わたくしは)、近年者(きんねんは)など。
  8. 奉恐入(おそれいりたてまつる):恐れ入ります/-
  9. 可相守(あいまもるべく)守りなさい/相は名詞や動詞の前について語調を整える役割がある。
  10. 義・儀(ぎ)/こと・~について/「私義」(わたくしのぎ)は「わたしのことは」という意。

例文_そのまんま覚えよう

① 御停止 被 仰付 候

ごちょうじ おおせつけられ そうろう

意味:禁止するよう命じられました。停止(ちょうじ)=禁止の意味。

② 御法度之儀 可相守 御座候

ごはっとのぎ あいまもるべく ござそうろう

意味:法令の事柄は守りなさい。

③ 此度 相談之件 奉恐入候

このたび そうだんのけん おそれいりたてまつり そうろう

意味:この度相談の件恐れ入ります。

古文書用語集

1.頻出語 2.候の用例 3.記号 4.現代語 5.変体仮名早見表

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