書籍情報
- 編者:北原保雄
- 出版社:小学館 第三版、1997年
- 対象:古文書中級者~上級者
- 概要:文語体で書かれた文章で、難解用語に遭遇した時に引く字典。
紹介文
平安時代あたりの貴族の格調高い文章に比べれば、江戸時代のかわら版や小説などは、くずし字さえ解読できれば、比較的読みやすいと言えます。
しかし江戸時代の軽い読み物でも「給ふ」とか「…なむ」とか「…せむ」など文語で書かれているため、現代人にとって言葉の意味がイマイチわからない時があります。
そんな時に役立つのがこの辞典。調べた言葉に対する例文には、全てに現代語訳も付いているので、文語が苦手な方には特にオススメです。巻末の動詞や助動詞などの活用表、時代装束の図絵や、官位相当表など付録も充実。また、現代語から古語が引ける現古辞典は、時代小説を書きたい人にとっても便利でしょう。
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