安政見聞誌
- 概要:地震の規模や作者など。
- 京橋の四方蔵:「淀(よと)ならぬ堤(つゝみ)も春のたちいせや、としのさりひやかすむ山崎」
- 深川:「今度(こんど)の騒乱(そうらん)は、前代未聞(せんたゐみもん)の事なり」
- 生きた心地なし:「志(こゝろさし)有(ある)人の助力(じよりき)して国民を救(すく)はれし」
- 岡場所:「仮宅の家並(いえなみ)美々しく雅客(がゝく)の往来(ゆきし)たゆるときなし」
- 遊郭:仮宅で賑わう花魁と客たち。
- 被災した人々:天神川通りの堤上を歩く、被災した人々の様子。
- 倒壊した家々:早速動き出した人々も。
- 川の氾濫:火災に対して川の勢いが止まらない?!
- 施餓鬼:供養する寺院の名前とその様子。
- 岸辺の被害:横十間川周辺(墨田区・江東区)の様子。
- 立ち並ぶ仮屋:「二階家(にかいや)などは、中々(なか/\)に物(もの)おそろしく」
- 余震記録:「度々の動揺(とうよう)大小を量(はか)りて、毬図(まりかと)に作らしめし」