史料
解説
前頁に続き安政の大地震で崩壊した家々を丹念に描いています。火災は沈静化していますが、川は勢いがあって船が流され、岸部の家々は飲み込まれそうなほど水嵩(かさ)があります。これに驚いてか左頁に逃げ惑う人々、右頁には知ってかしらぬか鍬を持って作業をしている人がいます。
史料情報
- 表題:安政見聞誌 上
- 年代:-(江戸時代)/一勇斎国芳・一度斎芳綱・鶯斎国周 画
- 埼玉県立文書館寄託 小室家2743
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安政見聞誌
1.概要 2.京橋 3.深川 4.生きた心地なし 5.岡場所