概要
村入用帳とは、村の諸経費を記録した帳簿です。江戸幕府では代官所への提出が義務づけられました。
諸経費を記録した帳簿なので、数字のくずし字が並び、一見単調にして退屈な古文書に見えます。しかし村一年の経費を見ることによって、当時の人々の暮らしや交流などをリアルに知ることができる史料です。
次頁から早速、江戸時代の東京都多摩の村の村入用帳をひも解いてみましょう。
史料情報
- 小平市立図書館所蔵 當間家文書『去戌年村入用帳』(D-5-38)文久三年
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