江戸時代の女性LIVE
『こもなれ』4頁「古文書教室をLIVE感覚で再現したいと思います」を表現したらこうなりました。
こんな教室絶対に行きたくない。というわけで、お蔵入りにしていただいてよかった。これ以上自分のことを書くのもきもちがわるいので、この辺りで止めておきます。まだまだいけるという方は、本をゲットしてね♪
ところで「ライブ」を広辞苑で引いてみると「生放送。劇場・コンサートなどでの生演奏。」などとありました。
江戸時代の音楽は思いがけず『女大学』に詳しく、琴・三味線は「女子の嗜(たしな)み」だけれども「たゞ乱(みだ)れざるを以(もつ)て、淑(よし)とすべきなり」[音楽活動 詳細]。
三味線という楽器が琉球から日本へ伝えられたのは戦国時代末。出雲の阿国(おくに)が歌舞伎興行の伴奏に使ったことから、歌舞伎の発展とともに三味線音楽も発展、今日もその地位を堅持しています。
寄席(よせ)にも三味線が入り、女性が舞台に立つことは歌舞伎の初期に禁じられていたので、歌のうまい女性は寄席に出て(浄瑠璃の流派)新内(しんない)や義太夫(ぎだゆう)を語りました。
参考文献
花咲一男(監修)「音曲」『大江戸ものしり図鑑』(主婦と生活社、2000年)348-349頁
『こもなれ』メイキング
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