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江戸時代の繋がりと地域社会その5

男性家長の役割

男性家長の役割

介護の知識や技術は男性家長が習得

江戸時代、士農工商という身分制度がありましたが、家の中にも男性家長を頂点としたピラミッド-身分が存在していました。

家の中に介護が必要な祖父母がいた場合、現代ではその家のお嫁さんが中心となって介護にあたる場合が多いかと思います。

しかし江戸時代では男性家長が中心となって介護の知識や技術を習得します。何故なら家内の営みを統率するのが家長の役目だからです。間違っても男女平等という考えからではありません。家事や子育て、医療、介護などの関する書物は、将来家長になる男性に向けられて書かれています。

ここで問題です。江戸時代の人々の生きがいって何だと思いますか?

それは家を守ることです。よって一家の長とふさわしくない判断された家長は、隠居した父母が当主たる子を勘当します。婿養子なら離縁、家内の者や共同体・同族・親類が強制的に隠居させられます。家の中の頂点に立つ家長もそれはそれで大変でした。

さて、家の中に男性家長のような介護者がいない場合はどうなるのでしょうか。次のページで見ていきましょう。

  

江戸時代の繋がりと地域社会

1.はじめに/2.年貢の課せられ方/3.村の組織図/4.五人組の役割/5.男性家長の役割

6.地域で支え合う介護/7.老後の生活/8.父親中心の子育て/9.仮の親子関係/10.子供は村の子

11.子育てネットワーク/12.超個人主義の果てに

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