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江戸時代の繋がりと地域社会その4

五人組の役割とは

五人組の役割

地域との結びつきが強かった江戸時代

五人組の役割は、相互検察、連帯責任にあります。悪いことをしている人はいないか、キリシタンはいないか監視し、また、欠落(逃亡)する人が出ないように注意しています。

また、病人があって耕作ができない時はお互い助け合って、年貢を不納することがないように務めます。五人組は相互扶助の側面はないこともないありませんが、それは年貢納入の手段であって、それが目的ではありません。[註1]

地域との結びつきが強かった江戸時代。その理由として、先に見た年貢の課せられ方に続き、この五人組の存在も見逃すことができません。

  

補註

註1:児玉幸多「近世農民生活史 (歴史文化セレクション) 」(吉川弘文館、2006年 )参照

江戸時代の繋がりと地域社会

1.はじめに/2.年貢の課せられ方/3.村の組織図/4.五人組の役割/5.男性家長の役割

6.地域で支え合う介護/7.老後の生活/8.父親中心の子育て/9.仮の親子関係/10.子供は村の子

11.子育てネットワーク/12.超個人主義の果てに

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