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暦講座8

歳徳神とは 恵方巻でお馴染み、良い方角を示す神様

歳徳神 明(あき)の方位

年の十干:明の方位

  • 甲・己:東宮甲/寅・卯(東北東・真東)の中間
  • 乙・庚:西宮庚/申・酉(西南西・真西)の中間
  • 丙・辛:南宮丙/巳・午(南南東・真南)の中間
  • 丁・壬:北宮壬/亥・子(北北西・真北)の中間
  • 戊・癸:南宮丙/巳・午(南南東・真南)の中間

歳徳神とは

恵方巻
恵方巻

歳徳神(としとくじん)は、年神(としがみ)、正月様とも言い、八将神とされ、一年の福徳をつかさどる神。この方角に向かって事を行えば万事大吉とされています。

歳徳神のいる方角を恵方(えほう)または明方(あきのかた)と称し、その方位にある神社に初詣することを恵方詣と言います。

2024年(令和六)の干支は甲辰(きのえたつ)なので、表の甲の行を見てみましょう。則ち同年は寅(東北東)・卯(真東)の中間の方位にある神社に初詣すると恵方詣となります。また、節分の恵方巻も歳徳神が来る方位を向いて食べます。

八将神金神は悪い方角を示す神様で、遊行期間などもあり複雑ですが、歳徳神は良い方角を示す神様で遊行期間もなく、伊勢暦引札暦など旧暦の暦に記載されている神様の中で一番取っ付きやすいです。

参考文献

暦講座

1陰陽五行説 2.十干 3.十二支 4.土用の丑の日 5.干支

6.八将神 7.金神 8.歳徳神 9.二十八宿 10.十二直

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