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旅行用心集

『旅行用心集』目次兼名言集

江戸時代の旅行マニュアル『旅行用心集』で、新幹線や飛行機、ネットがない時代へ旅してみよう!

目次

  1. 概要:著者八隅蘆庵の意図、時代背景など。
  2. 東海道 木曽路:日本橋~見付(東海道)、京~奈良井(木曽路)までの宿場・道程。
  3. そのⅡ:浜松~京都(東海道)、贄川~江戸日本橋(木曽路)までの宿場・道程。
  4. 旅の前日:「足の痛(いたま)ぬやうにすべし」
  5. 持ち物:「成丈(なりたけ)事少(ことすくな)にすへし」
  6. チェックイン:「第一に其地の東西南北の方角を聞定」
  7. チェックアウト:「草鞋(わらし)をはく計(はかり)にして膳に向(むか)ふべし」
  8. 食べ物:「就中(なかんづく)夏(なつ)を心付へし」
  9. 毒虫:「就中、蝮(まむし)斑猫(はんぬう)の大毒なることは皆人の知ところ也」
  10. ソリ:「箱そりは、小児のたわむれに用ゆる也」
  11. 雪かき道具:カウスキは「ブナといふ木にて作、外ニ長柄あり、是は八九ヨあり」
  12. 頭巾や帽子:「ドモコモ 雪吹をふせくによし」
  13. 履物:「藁(わら)はばき、これは寒気をよくふせくものなり」
  14. かんじき、下駄:「是等旅具にあらざれとも雪国のみの物故出也」
  15. 足ツボ:「承山(じやうざん)、俗(ぞく)にかこかき三里といふ」
  16. 必需品:「但しかみそりは宿で借りて用いるべし」
  17. スーツケース:「駕籠に乗るには、此革袋(かわふくろ)を持てよろし」
  18. 日記の書き方:「真景(けしき)等を画に認るも、其通り見たるまゝを写し置」
  19. 天気予報:「また朝の10時、夕方6時の降出しは少しの間で晴れる」
  20. 白澤:「旅中(りよちう)は、最(もつとも)尊信(そんしん)あるべし」
  21. 旧国名地図:「文武天皇御宇分六十六箇国」