『旅行用心集』目次兼名言集
序
江戸時代の旅行マニュアル『旅行用心集』で、新幹線や飛行機、ネットがない時代へ旅してみよう!
目次
- 概要:著者八隅蘆庵の意図、時代背景など。
- 東海道 木曽路:日本橋~見付(東海道)、京~奈良井(木曽路)までの宿場・道程。
- 同そのⅡ:浜松~京都(東海道)、贄川~江戸日本橋(木曽路)までの宿場・道程。
- 旅の前日:「足の痛(いたま)ぬやうにすべし」
- 持ち物:「成丈(なりたけ)事少(ことすくな)にすへし」
- チェックイン:「第一に其地の東西南北の方角を聞定」
- チェックアウト:「草鞋(わらし)をはく計(はかり)にして膳に向(むか)ふべし」
- 食べ物:「就中(なかんづく)夏(なつ)を心付へし」
- 毒虫:「就中、蝮(まむし)斑猫(はんぬう)の大毒なることは皆人の知ところ也」
- ソリ:「箱そりは、小児のたわむれに用ゆる也」
- 雪かき道具:カウスキは「ブナといふ木にて作、外ニ長柄あり、是は八九尺ヨあり」
- 頭巾や帽子:「ドモコモ 雪吹をふせくによし」
- 履物:「藁(わら)はばき、これは寒気をよくふせくものなり」
- かんじき、下駄:「是等旅具にあらざれとも雪国のみの物故出也」
- 足ツボ:「承山(じやうざん)、俗(ぞく)にかこかき三里といふ」
- 必需品:「但しかみそりは宿で借りて用いるべし」
- スーツケース:「駕籠に乗るには、此革袋(かわふくろ)を持てよろし」
- 日記の書き方:「真景(けしき)等を画に認るも、其通り見たるまゝを写し置」
- 天気予報:「また朝の10時、夕方6時の降出しは少しの間で晴れる」
- 白澤:「旅中(りよちう)は、最(もつとも)尊信(そんしん)あるべし」
- 旧国名地図:「文武天皇御宇分六十六箇国」
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