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旅行用心集その18

江戸時代の旅行用のバッグ

史料

江戸時代の旅行用のバッグ

※無断転載禁止

解読文

革袋(かわふくろ)

駕籠に乗るには、此革袋(かわふくろ)を持てよろし、座右の物を残らず入て、休み又は泊りへ着、自身(じしん)ひつさけあかるに至極よきもの也

胴乱(どうらん)

乗かけには此動らん至極重法なり、紐を手丈夫にすべし

現代語訳

革袋(かわふくろ)

駕籠に乗るには、この革袋を持つとよい。身の回りの物を残らず入れて、休んだり又は宿へ着いた時、自分で持って行くのににとてもよきものなり。

胴乱(どうらん)

馬に荷物と一緒に自分が乗る時は、この胴乱はとても役立つ。紐で胴乱をしっかり結ぶべし。

解説

江戸時代の旅行用のバッグ、革袋、胴乱ともに素敵ですね。革袋の所で「座右の物」という単語が出てきましたが、「座右」とは"身の回り"という意味です。座右の銘ではなく、「座右の物」ってちょっと面白いですね。(笑)

  

史料情報

  • 表題:旅行用心集
  • 年代:文化 7(1869)/出所:八隅芦庵/宛所:須原屋伊八外/形態:竪帳
  • 埼玉県立文書館寄託 小室家文書3361
  • 当サイトは埼玉県立文書館から掲載許可を頂いてます。
  • ※無断転載を禁止します。

旅行用心集

1.旅行用心集とは/2.東海道、木曽路Ⅰ/3.東海道、木曽路Ⅱ/4.旅の前日/5.持ち物について

6.宿の確認事項/7.毒虫にはご用心/8.馬、駕籠などの手配/9.夏の食べ物/10.ソリの種類

11.雪かきの道具/12.頭巾や帽子/13.履き物その1/14.履き物その2/15.白澤の図/16.旧国名・日本地図

17.足のツボ/18.旅行用バッグ/19.旅行の持ち物/20.日記の書き方/21.天気予報

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