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江戸幕府の政治7

宿駅(しゅくえき)の仕組み

宿駅とは

江戸時代、宿駅は交通の要地で、宿泊人馬が用意されている所です。五街道などにいくつも設置されました。大名から一般の人まで利用し、宿場、駅とも呼ばれました。各宿駅を個別に呼ぶ時は、宿の前に地名をつけて○○宿と呼びます。(熊谷宿、深谷宿など。)

組織

  • 本陣(ほんじん):大名身分の高い人が泊る所。(郷農の屋敷などを利用。)
  • 脇本陣(わきほんじん):本陣の予備。
  • 問屋場(といやば):一定の人やを常備して、がしやすくようにする。
  • 旅籠(はたご):食事つきで宿泊させた一般の人の為の宿屋。今の旅館。

一里塚

道路標識。一里(4km)ごとに土を盛り、木を植え、旅人の目印にしました。

定助郷と助郷

宿駅に人馬を用意するこを課せられた村のことを定助郷(じょうすけごう)と呼びます。往来が激しく、宿駅に人馬が不足すると、近郷の々にも人馬を負担させられます。それを助郷(すけごう)と呼びます。それでも足らない時は加助郷もあります。

社会問題

参勤交代などにより大名行列などが宿駅を通る時は、定助郷・助郷共に大きな負担がかかり、村の財政を圧迫しました。農繁期でも安い賃金で村民は借り出されるため、近世のひとつの社会問題となりました。

江戸幕府の政治

1.人口 2.武士の俸禄 3.年貢米の納め方 4.相給 5.旗本

6.村の基礎データ 7.宿駅のしくみ 8.八王子千人同心

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