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江戸幕府の政治その4

宿駅(しゅくえき)の仕組み

はじめに

江戸時代、宿駅は交通の要地で、宿泊や人馬が用意されている所です。五街道などにいくつも設置されました。大名から一般の人まで利用し、宿場、駅、とも呼ばれました。各宿駅を個別に呼ぶ時は、宿の前に地名をつけて○○宿と呼びます。(熊谷宿、深谷宿など。)

宿駅に設けられた組織

本陣:大名や身分の高い人が泊る所。(郷農の屋敷などを利用。)

脇本陣:本陣の予備。

問屋場:一定の人や馬を常備して、旅がしやすくようにする。

旅籠:食事つきで宿泊させた一般の人の為の宿屋。今の旅館。

一里塚

道路標識。一理(4KM)ごとに土を盛り、木を植え、旅人の目印にしました。

定助郷と助郷

宿駅に人馬を用意するこを課せられた村のことを定助郷(じょうすけごう)と呼びます。往来が激しく、宿駅に人馬が不足すると、近郷の村々にも人馬を負担させられます。それを助郷(すけごう)と呼びます。それでも足らない時は加助郷もあります。

宿駅の特徴

参勤交代などにより大名行列などが宿駅を通る時は、定助郷、助郷共に、大きな負担がかかり、村の財政を圧迫しました。農繁期でも安い賃金で村民は借り出される為、近世のひとつの社会問題となりました。

  

江戸幕府の政治

1.武士の俸禄の種類/2.年貢米の納め方/3.村のしくみ/4.宿駅のしくみ/5.組合村/7.小組合/8.大組合

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