原文
解説
前頁までは単にものの数え方でしたが、当頁では足し算について学びます。
すべての行にある、歴史的仮名遣い「加ふれば」は現代仮名遣いで「加えれば」。「1に+1を加ふれば…」の「に」は、「尓」をくずした変体仮名。現現行の平仮名「に」は「仁」。
四の「水呑」(みずのみ)は、ここでは、水を呑むのに用いる器の意味で用いられていますが、水呑百姓の略としても通用します。
史料情報
- 表題:小学算術書 巻一 師範学校彫刻
- 年代:明治6. 3.(1873)/文部省 編纂
- 埼玉県立文書館収蔵 大舘氏収集文書274
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小学算術書
1.概論 2.先生と生徒数 3.茶碗、鶴 4.符号 5.足し算