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引札暦その12

八将軍

史料

引札暦_八将軍

※無断転載禁止

解読文(青枠内)

  • 大さい・みの方:万よし、きをきをきらず
  • 大将ぐん・うの方:三年ふさがり
  • 大おん・うの方:さんをせず
  • さいけう・さるの方:たねまかず
  • さいは・ゐの方:わたまし、舟のりせず
  • さいけう・たつの方:よめとらず
  • わうばん・うしの方:弓はじめよし
  • へうび・ひつじの方:大小べんせず、ちくるい求めず

現代語訳

  • 太歳(たいさい):巳の方角は万事よし。木を切らない。
  • 大将軍(だいしょうぐん):卯の方角は三年塞がり。
  • 大陰(だいおん):卯の方角に向かって出産しない。
  • 歳刑(さいきょう):申の方角に向かって種をまかない。
  • 歳破(さいは):亥の方角に向かって転居や舟のりをしない。
  • 載殺(さいせつ):辰の方角に向かって嫁をとらない。
  • 黄幡(おうばん):丑の方角に向かって弓始めするのがよい。
  • 豹尾(ひょうび):未の方角に向かって大小便しない、家畜を購入しない。

解説

八将軍とは、陰陽道でその年の方位の吉凶をつかさどります。八将軍の所在方位は、その年の十二支でこちらののように定まります。

史料の一番上には「明治廿六癸巳歳」すなわち「明治26年癸巳年」なので、この年の十二支は「巳(み)」。よっての巳の行を上から下に見ていくと、当史料記載の方角とピッタリ一致することが確認できると思います。

伊勢暦文久二年)の八将軍も併せてチェックしてみてください。

  

参考文献

史料情報

  • 表題:小川稲荷町呉服太物類小島周太郎[引札]
  • 年代:明治25/形態:一枚
  • 埼玉県立文書館寄託 小室家4827
  • 当サイトは埼玉県立文書館から掲載許可を頂いてます。
  • ※無断転載を禁止します。

引札暦

新暦(太陽暦)

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旧暦(太陰暦)

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