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オススメの本16

生きることの近世史―人命環境の歴史から

書籍情報

生きることの近世史―人命環境の歴史から (平凡社選書)

著者:塚本 学

出版社:平凡社,2001年

対象:古文書初級者~上級者

概要:生きるとはどういうことか、近世史を通して学べる本

紹介文

江戸時代にもなると、証文が読めないと借金や質入れの際、損失をこうむる恐れが出てきて、農村でも文字を知らないと生きていけなくなる、せちがらい世の中になってきました。

また文字の普及は、用件だけ済まして終わりの他人行儀になりがちな機会が増え、日常的な交際の場にも影響を及ぼしていった、と本書は述べています。

勿論江戸時代の問題はそんなことだけではありません。江戸時代の人々を自然災害、飢饉、流行病、盗難、経済格差問題が度々襲います。

そして弱い立場の女性、養子、老人、幼児などは常に生存の危機にさらされていたことを具体例を持って本書は紹介しています。

生きることが苦しい。ではそもそも生きるということは、どういうことなのか。歴史観点から生きる勇気を本書が教えてくれるはずです。

  

オススメの本

近世概論

13.近世の三大改革/14.近世村人のライフサイクル/15.百姓たちの江戸時代/16.生きることの近世史

歴史全般

17.陰陽五行と日本の民俗/18.折りたく柴の記/19.忘れられた黒船

図鑑

20.図録 農民生活史事典/21.復元 江戸生活図鑑

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願書(吉田市右衛門)

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7.水害の影響/8.幕府へ貸付/9.水害村も救済/10.結びの言葉/11.差出人と宛名