書籍情報
- 編者:秋山高志・前村松夫・北見俊夫・若尾俊平
- 出版社:柏書房、1991年
- 対象:古文書初心者~
- 概要:江戸時代の農民の生活が視覚的にわかる事典。
紹介文
東北の農民の生活を鮮やかに描いた菅江真澄(すがえ-ますみ:1754-1829)や、雪国の生活や習俗を描いた鈴木牧之(すずき-ぼくし:1770~1842)などの江戸時代の絵師たち。
そんな彼らの描いたものを多数掲載している本書と、古文書の文字情報を重ね合わせることで、江戸時代の農民の生活がぐっと理解しやすくなります。
農作業のやり方、様々な農具、食文化、交通・交易、住居、衣服、履物、遊び、信仰等を視覚的に知ることができるので、肩の力を抜いて農村の暮らしと文化を吸収できると思います。
巻末には様々な村方文書――宗門人別帳、五人組帳、村明細帳、御用留帳なども掲載されているので、農村研究をする上でも是非とも持っておきたい一冊です。
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- 20.図録 農民生活史 21.復元 江戸生活