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近世の三大改革 (藤田覚)

書籍情報

近世の三大改革(日本史リブレット)

  • 著者:藤田覚
  • 出版社:山川出版社、2002年
  • 対象:古文書初心者~上級者
  • 概要:江戸時代の三大改革を、学校の教科書よりも詳細にわかりやすく解説。

紹介文

幕府は、享保寛政天保の三大改革の他にも、文政安政の改革など、いくつもの改革を断行。然しながら何故、享保・寛政・天保の改革が三大改革と呼ばれるようになったのか。そんな、そもそも論から始まる面白い一冊です。

幕府が三大改革を行った理由を、当時の時代背景を踏まえて解説。よって三大改革のことがよくわかる以上に、江戸時代はどのような社会問題自然災害外交問題があったのかを知ることができます。

定免制・足高の制・人返しの法・異国船打払い令日光社参など固い単語も、徳川吉宗・松平定信・水野忠邦はもとより田沼意次・徳川綱吉・柳沢吉保・大岡忠相・遠山景元などの歴史人物と共に、楽しんで知ることができます。

古文書を学んでいると逆に知識が偏り、全体を見失うことがしばしばあります。そんな時、江戸時代の遠近の「遠」の視力を回復させてくれるような本です。

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