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百姓たちの江戸時代 (ちくまプリマー新書)

書籍情報

百姓たちの江戸時代(ちくまプリマー新書)

  • 著者:渡辺尚志
  • 出版社:筑摩書房、2009年
  • 対象:古文書初級者~上級者
  • 概要:江戸時代百姓たちの考え方や暮らしぶりを、具体例をもとに易しく紹介。

紹介文

江戸時代の全国のの数から、平均的な村の石高面積人口は?という素朴な疑問から、家を守るのが百姓たちの生き甲斐――則ち家名・家業・家産を守る男性家長の役割など、懇切丁寧にわかりやすく解説。

また信濃国 諏訪郡 瀬和(せさわ)村(現 長野県諏訪郡富士見町)村役人の坂本家を例に、病人が出た場合のお札の購入、信仰教育などがリアルに知ることができます。

最終章は役人の不正に対し、一揆として権力と戦う百姓と、自然災害と戦う百姓を紹介。これらは私達にとってもなお身近な問題で、いろいろなヒントや勇気を与えてくれるでしょう。

なお本書は、当サイトでも取り上げている武蔵国幡羅(はら)郡下奈良村(現 埼玉県熊谷市)の名主『吉田市右衛門』の村営についても易しく解説されており、併せて是非ご参照ください。

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