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度量衡講座その9

一両っていくら?金貨(小判、一分、一朱)の換算

目次

単位金一両っていくら?計算式解説

金一分っていくら?金一朱っていくら?

練習問題補註度量衡講座関連記事

江戸時代 金貨

小判 一分金 一朱金
小判(一両) 一分金 一朱金
1枚 4枚で一両 16枚で一両(1824~)

単位

三貨幣度

金貨 銀貨 銭貨
分(歩)
朱(銖) -
  • 金貨単位:両(りょう)、分(ぶ/歩とも書く)、朱(しゅ/銖とも書く)/くずし字
  • 金一両=四分=一六朱
  • 江戸時代、金貨は主に東国で上級武士が使いました。

金一両っていくら?

金一両は現代で約75,000円です。

計算式

  1. 一石は150kgです。※石高(こくだか)とは参照のこと
  2. 現代のお米の相場を5kgで2,500円とします。
  3. この相場のお米一石の金額は、150kg×2,500円÷5kg=75,000円です。
  4. 江戸時代、金一両でほぼ一石の米が買えたので、金一両=一石=約75,000円

解説

江戸時代の貨幣には、金貨、銀貨、銭貨の3つがあり、両は小判すなわち金貨の単位です。

金一両は75,000円ではなく、75,000円としたのは、お米の相場は変動するからです。仮にお米の相場が一定だとしても、お米はブランドによっても5kgで1,300円~3,000円くらいの違いはありますので、一両はいくらかなんて正確な数字をバシッと言うことは誰にもできません。

逆に言えば、上記の計算式を立てられれば一両がいくらなのか、自分の経済感覚でその値を求めることができます。そうは言っても、いちいち計算するのが面倒くさいという方は、一両は約75,000円と覚えておいても別段問題ないでしょう[註1]。

金一分っていくら?

金一分は現代で20,000円弱です。

分(ぶ)は比率の単位。歩(ぶ)とも書きます。金一両=四分、すなわち両の4分の1。金一両を75,000円とすると、75,000÷4=18,750。20,000弱円になります。

金一朱っていくら?

金一朱は現代で5,000円弱です。

朱(しゅ)は銖(しゅ)とも書きます。金一両=四分=一六朱。金一両を75,000円とすると、75,000÷16=4687.5。5,000円弱になります。

練習問題

上記を踏まえ、江戸時代の領収書借用手形村入用帳の解読にチャレンジしてみましょう!

  

補註

註1:佐藤健一氏『和算で遊ぼう!―江戸時代の庶民の娯楽 』(かんき出版 、2005年 )においても金1両は現代で約75,000円としている。

度量衡講座

1.石高(こくだか)とは/2.面積の単位/3.石盛(こくもり)とは/4.石盛と石高を極める・その1 5.その2

6.1貫の重さ/ 7.長さの単位/8.江戸時代の貨幣/9.金貨の換算/10.銀貨の換算/11.銭貨の換算

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数字の解読

金貨銀貨銭貨面積

証文

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