近代文学で覚える異体字と歴史的仮名遣い
序
昔の文字の書き方の面白さや深みを味わうための近代文学6選。すんなり読めるか挑戦してみてね。
目次
- はじめに:文字の書き方の歴史のおさらいと現状。
- 夏目漱石『こゝろ』:大正三年(1914)朝日新聞に連載され、岩波書店より刊行。
- 葛西善蔵『子をつれて』:同七年(1918)「早稲田文学」に発表した小説。
- 宮沢賢治『どんぐりと山猫』:同一〇年(1921) の小説。
- 太宰治『待つ』:戦時中 昭和一七年(1942)一月に執筆と推定される小説。
- 坂口安吾『堕落論』:戦争終結翌年 同二一年(1946)「新潮」四月号に発表した評論。
- 高見順『あるリベラリスト』:同二六年(1951)五月、太宰、安吾と同世代の小説家による小説。
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