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異体字その5

異体字(旧字)一覧 部首索引 四~六画

目次

部首:四画五画六画解説

凡例参考文献異体字コンテンツ関連記事

四画

孟子梁恵王章句下22 宮沢賢治 論語顔淵24 論語学而04 旧国名地図 孟子梁恵王章句上3
植学啓原 太宰治 植学啓原 論語学而02 西洋時計便覧

五画

玉(王)
五人組前書 世界商売往来 引札 論語雍也12
坂口安吾 論語公冶長01 論語雍也04 世界商売往来 旅行用心集
論語先進25 女大学 高見順 論語陽貨21

六画

論語憲問18 論語憲問42 小学算術書1 論語為政23 論語雍也24
夏目漱石 論語衛霊公17 夏目漱石 論語李氏10
論語雍也12 論語公冶長10 論語八佾18 旅行用心集
葛西善蔵 小学算術書 世界商売往来

解説

古文書漢文によく出てくる異体字(旧字)を厳選して掲載。前頁に続いて部首四~六画を収録しています。

ピックアップ

「臺」(台)は、至(人がいたる)+高(物見台)+士(ゆく)。人が来るのをみる物見台の意味です。台は「臺」の字画を省略した文字です。

「羣」(群)は、羊+君(→群、まとまる)。ひつじがむらがる、むれの意味です。

「畫」(画)は、聿(ふで)+田(猟や農耕のため区切った地)+囗(四つに分けられた線)。もと筆で図を書くさまに象り、図形を区切り描く意味です。画は「畫」の字画を省略した文字。

凡例

  1. 學(学)、藝 (芸)、斎(斉)などあえて覚えるほどではない字体はきほん外した。
  2. 使用例として(くずし字ではなく、成るべく活字で確認できる)史料を挙げ、リンクを貼った。
  3. 2以外で『論語』[文献3]および『孟子』[文献4]で確認できた字体は、編名・節番号ともに付した。

参考文献

  1. 林大(監修)『現代漢語例解辞典』(小学館、1996年)
  2. 山田勝美(監修)・「難字大鑑」編集委員会(編者)『異体字解読字典』(柏書房、1987年 )
  3. 平岡武夫『全釈漢文大系 第一巻 論語』(集英社、1980年 )
  4. 宇野精一『全釈漢文大系 第二巻 孟子』(集英社、1973年 )

異体字

概論覚えよう重要35/部首:一~三画・四~六画・七画~

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